えー、このホームページも、皆様のおかげで2周年を迎えることができました。2年もやってきた割には内容が薄いなという反省はあるのですが、元来飽きっぽい私が2年も続けられたということは驚異的ではないかと思っています。これもひとえにこのページを見てくださる方々の声援の賜です。本当にありがとうございます。
今後このページをどうするか、いろいろ思案しているところですが、開催情報というベースはふまえながら、基本的なテーマは「個人の出版の場であるコミケはどこに行くのか?」から「コミケはどう進んでほしいのか?」へ、微妙に変化していくのではないかと思います。
インターネットというメディアの普及は、爆発的な「個人の出版」をもたらすのではないか。そして、そこで起こってくる問題は、実はコミケという場である程度試行錯誤されているものとも重なるのではないか、というのが、このホームページを始めた動機でした。
つまり、コミケで培われた「個人出版」のノウハウがインターネットに流れ込むことによって、当時アメリカに比べて貧弱で日記ばかりといわれていた日本のホームページは劇的に質が向上するのではないかと考えていたのです。
そして、マンガのような、印刷物でなければ難しいもの以外(例えば、研究誌系など)は、徐々にインターネットに移行し、コミケは「何が飛び出るかわからない場」としての魅力を失ってしまうのではないか。すなわち、アニパロやマンガのみに囚われた、より閉鎖された空間になってしまうのではないかという考えも頭をよぎっていました。
事実、私の好きな研究誌系のようなテーマは、一部でインターネットの方が上回ってきています。
そして、多くのサークルが、インターネット上でもホームページを開設し、活動を行ってきています。特に、女性が主催しているサークルのホームページ増加が、確実にインターネットのコミケへの浸透を裏付けています。
しかし、最近感じるのは「本」という形ある物の魅力です。たとえ、書かれている内容がまったく同じであるとしても、本になるという感慨は、インターネットのホームページでは味わえません。これは、同人誌を作ったことのある方なら、わかってもらえると思います。
すると、今後はホームページからコミケへの逆流も起こるのではないか。ホームページしか知らなかった人が、本にまとめるという魅力を知ることによって、コミケに参加してみるというパターンもあるのではないか。
なにしろ、ネタはすでにホームページ上にあるわけですから、あとはそれを本という形に編集すればいいだけです。そうなると、マンガやアニメに限定されない、いろいろな本が増える。これは自分にとってはすてきな考えです。
実際にはこう簡単にはいかないでしょう。コミケは今でも様々な問題を抱えており、少なくとも現時点ではこのような動きがもし起こっても、それをスムーズに受け入れる仕組みはありません。
でも、「個人の表現の場」という視点からいけば、たくさんの個人がいるのに、みんなマンガやアニメばかり表現していてはつまらないし、もったいないと私は思うのです。
というわけで、3年目の私のホームページのテーマとして、今後もコミケが閉鎖空間とならずに発展していくためには、どのような道があるのかを皆さんと少しずつでも考えていきたいなと思っています。(←それより、定期的にちゃんと更新せよという意見もあるかとは思いますが(^^;;;)