なんだかふと気づくと、コミケというものの未来を語っていることって、あまりない気がする。コミケの将来的な予測で語られるのは、今後どのジャンルが流行るかどうかとか、サークルの数は減るのかどうかとか、新しい会場ができるとかできないとか。でも、ここでいう未来論というのは、どう変革していくかというような部分で、ちょっと違う。
「コミケって今後こうあるべきじゃない?」なんていっていると、「ごちゃごちゃ言っていないで、よい日程とよい会場でとにかくイベントを開いてよ!」と言われそうな雰囲気もあるのだけれど。
でも、伸びていっている分野って、ほっといても、ちょっと楽観的過ぎるぐらいの夢の未来論が必ず出てくるものなんだけどなあ、コミケのそれってあまり聞いたことがないなあというのが引っかかっている原因だと思う。
「コミケってこんな風に変わっていくんじゃない?」といった夢の議論が出てこないというのは、コミケが伸びている分野でないということなのか。それとも夢が入り込む余地がなくなっている、夢を見ることができないほど現実は厳しいらしい、という問題の大きさなのか。
ひょっとすると、これって、失業率が高くて破綻しかけている国に、さらに回りの国から仕事を求めて人の流入が続いているようなものかも。国の政府は、もう今の自国の状況でも手一杯なのに、さらに人はどんどん流れ込んでくる。遠目には、国はどんどん大きくなっているように見えて、発展という点では、またく停滞してしまっている…。
正直なところ、このテーマについては、自分の考えが全然まとまっていないので、ここではぜんぜん結論が出ていないのだけど、少しづつ少しずつ考えをまとめながら書いてきたいなあと思っている。