【ポケモン同人誌事件】
ピカチュウのアダルト同人誌の作者が逮捕され、それがなんと福岡の人間らしいという話を友人から聞いたのが、15日の朝。ウチは新聞もとっていないし、TVのニュースもときたましか見ていないので、完全に情報が遅れてしまった。
そこで、あわてて近所の図書館にいって、新聞を調べてみる。あと、インターネットの報道もしらべたけれど、これは時事通信の記事しかみつけられなかった。
この件については、いろいろ思うこともあるけど、まだ考えがまとまってところもあるので、まずは報道内容だけ整理してみた。
記事を見つけたのは、朝日、毎日、日経、西日本の14日付け各朝刊と、時事通信のインターネット報道。
まず、共通しているのは、容疑者の名前、年齢、簡単な住所が実名報道されていること。日経、西日本は容疑者がペンネームを使っていたことを書いており、時事通信は具体的にペンネーム名を出している。
容疑は著作憲法違反で、朝日と毎日は複製権の侵害であることも記述。
具体的には去年8月ごろに、ピカチュウなどのキャラクターを使ったアダルト漫画の同人誌(報道ではミニコミ誌や漫画と表現されている)をチラシで宣伝、通販した疑い。
B5版、29ページの本を300冊印刷し、1冊900円で販売。うち120冊をすでに販売とある。
西日本の報道では、郵送のみで市販はしていない、と書いているが、この市販がいわゆる同人誌イベントなのか、書店などの一般的な販売場所を指すのかは不明。
また、朝日は唯一本の中身にについてふれ、「同人誌のピカチュウはしっぽが少し本物より大きいが、ほぼ同じ形状」と書いている。だが、どのような内容だったのかは、どの新聞も報道していない。まあ、だいたい予想はつくのだが(^_^;、一般の人は「ピカチュウのアダルト漫画?なんじゃ、そりゃ?」ではないだろうか。
著作権をもつ任天堂などが今月(1月)5日に告訴していたということで、この逮捕が任天堂などの要請であったことがわかる。
また、朝日は任天堂広報室のコメントを、「部数は少ないが、ポケモンのイメージを壊す内容で見逃せなかった」と紹介している。
また、時事通信のみ、容疑が任天堂の男性社員に販売したことなどと書いているが、任天堂側が告訴を前提に、その男性社員に入手させたものなのか、それともたまたま入手して、その内容に驚き告訴を決めたことなのかは不明。私は、部数の少なさからして、後者の可能性が高いのではないかと思うが・・・。
それから、時事通信のみ、容疑者が取り調べに対して、「『書いたらいけないことは知っていた』などと容疑を認めているという。」と、容疑者が全面的に容疑を認めているととれる記事を載せている。たぶん、警察側のコメントであろう。
また、「警察庁によると、キャラクターを模した漫画を書いて逮捕された事例は異例」とも書いている。たしかに、訴訟にせず、このような逮捕がいきなり行われた例は、僕も記憶がない。
この事件が同人誌や同人誌イベントに及ぼす影響は、すごいものがあるかもしれない。頭の中が整理されたら、ここに書こうと思う。